SPLASH project研究概要 Learn More ルサカ周縁の低所得地域にあるトイレ。布で覆われた中には排泄物をためる穴が空いているが、蓋などはなく、雨季になれば中身は溢れ出す。20〜30世帯で共有する屋外の水道水栓で水を汲む様子。水圧が低いため、蛇口は地面スレスレにある。汲んだ水は家で溜められるが飲むまでに汚染がすすむ。地域の若者たちが自らとってきたサンプルの大腸菌検査をする様子。 参加型の下痢リスク可視化で水・衛生改善計画を自らデザインするザンビア・首都ルサカの周縁に広がる低所得地区ではコレラのアウトブレークが散発している。人々は携帯電話を持つが、衛生的なトイレを持 たない。水と衛生は単なるお金の問題ではなく、優先順位の問題である。 開発するアプリの支援を受けて、住民自らが身の回りの汚染を調べ、下痢 リスクを見える化する。「教わる」のではなく「実感する」ことで,住民自身に よる改善方策のデザインと主体的な実践を可能にする。 衛生環境の劣悪なアフリカ都市スラムで下痢・コレラを未然に防ぐリスクに基づく改善計画を住民自身がデザインし、実感に基づく改善活動を実践することで、水を汚さ ず、食べ物を汚さず、下痢やコレラを未然に防ぎ、健康で衛生的な暮らしを実現する。市民科学と先端科学 を融合することで深刻な社会課題を解決する新しい実践的科学を創り出す。 SDGsゴール6への貢献開発する方法論の実践は、SDGsのゴール6(すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する)、特にターゲット6.1(飲料水)およびターゲット6.2(サニテーション/トイレ,衛生習慣/手洗い)の実現に貢献する。また、住民による調査データからボトムアップ型水・衛生統計を創出し、水・衛生のグローバルモニタリングに貢献する。 Newsニュース Read Moreニュース 2024年11月14日京都大学アカデミックデイ大賞を受賞しました!ニュース 2024年11月1日プロジェクト紹介動画Read Moreニュース 2024年10月12日Facebookページの開設Read Moreニュース 2024年10月10日Webサイトの開設Read More